13日目
2週目
土曜日のしいたけ
完全に、1本だけぐんぐん成長する子と、密集してみっちみちになって成長する子に二分されているうちのしいたけ達
はーい、密集したみんなー!写真撮るよー!
・・・化け物じみているが、可愛いわが子・・・
そして、ねじねじの茎部分に主に栄養がいっているようだが、笠部分もなかなか大きくなってるので、そろそろ収穫していいころだろうか。
この1本しかキノコらしく育っていないので思い入れが強くなってしまい、ハサミを入れることに怖気づいている。
・・・収穫の勇気がでないので、ひとまず平日に気になっていた2つのミッションを実施したい。
ミッション1:菌床をカビから救え
5日目頃からうっすらと菌床の上の面に、白いカビのようなものが着きはじめたのが気になっていた。これはしいたけの「菌」なのか、それとも「カビ」なのか。
もともとあった白い「菌」との区別が付かなかったが、栽培開始当初の写真と比べてみた。
左が栽培1日目。右が現在の菌床(右上赤丸部分のあたりが白っぽくなっている)。
これは後から出てしまった「カビ」だと判断した。
調べてみると、スプーンなどで削るとよい、とあったのでこの「カビ」を除去してみる。スプーンで菌床の表面をなでるようにするだけで、あっさりカビは取れた。
早くやってあげたらよかった。
心なしか、もんどりうってネジネジしていたしいたけは、このカビを避けるようにして生えていたようにも見える。
ミッション2:底辺に生えたしいたけを救え
これに気づいたのは昨日だったのだが、菌床がなんとなく傾いているような気がして、何気なく持ち上げて底の部分を見てみた。
すごい生えてる!!!
透明のプラスチックトレイに水を張っているが、その水のなかで、しかも菌床に押し潰されながらも成長しているしいたけ達がいた。
このしいたけ達が菌床を持ち上げ、少し菌床が傾いていたのだ。
間引くか?・・・こんなに成長しようとしてるのに?
迷いが生じる。
しかし、これを生かそうとしても、底に生えたしいたけをどうやって成長させたら?
ひとつは、お盆の時の精霊馬のように、割りばしを菌床に刺して、浮かせる方法だ。
<イメージ図>
割りばしを菌床に刺して下に空間を作り、しいたけが成長してくるイメージ。
(足つきマットレスからキノコが生えちゃったのを、ナスの精霊馬が眺めている図ではない)
しかしこうしてしまうと、底辺部分に水やりはできない。しかも菌床が乾燥しないように、今まで菌床の入ったトレイに水を半分程張ったままにしていた。(そうするとよい、という記事を読んだことがある。)
ちょっと迷ったが、いったん下記写真のようにした。
クッキーが入っていた缶に割りばしを井桁のように渡し、そのうえに菌床を置いた。
(普段は、大きなビニール袋+段ボールに、この缶と菌床を入れる)
今後の予測とそれに対する対策
- まずはあの潰れてしまっているしいたけが茎をのばしてくれるかどうか様子をみる。成長するようであれば、割りばしを刺す精霊馬システムにしようと思う。
- 菌床全体が水に浸かってはいないことにより、どんどん乾燥して菌床全体の元気がなくなってしまうようであれば、底にいるしいたけ達を諦めて間引き、元のトレイに戻そうと思う。
精霊馬システムを採用してもしなくても、ネジネジしいたけを収穫し、現在の菌床の天地を逆にするとよいかもしれない。現在のところ、上部からは1つだけしか生えてくる兆しがないので、2の案を採用した場合も、間引く数が1つだけでよい。